撮影:森幹雄
大正11年(1922年)5月11日生まれ。長崎県出身。
独学での二科展連続入選を経て、文学座の公演(三島由紀夫『十日の菊』)のポスターを手がける。
以来、三島由紀夫、渡辺淳一、瀬戸内晴美(寂聴)、赤江瀑、連城三紀彦など多くの作家の装幀を飾る。
2008年、Gallery Oculusにて開催された「幻影城の時代展」にて初めて貴重な原画を展示。
多くのファンを喜ばせた。
2010年秋に初の個展「村上芳正の世界展」をGallery Oculusにて開催。
2011年春に「文学に捧げる花束・村上芳正展」を小樽文学館にて開催。
2011年秋に「家畜人ヤプーの世界 ―― 村上芳正原画展」をアーディッシュgにて開催。
2011年12月10日、中井英夫との共著・画本『殺人者の憩いの家』(書肆天文館)を刊行。
2013年7月「三島由紀夫の最後の装幀画家 村上芳正展」を弥生美術館にて開催。
2013年7月「薔薇の鉄索 村上芳正画集」(国書刊行会)を刊行。
2023年11月「異端と正統の装幀画家 追悼・村上芳正展」を小樽文学館にて開催。